【ものづくりを訪ねて】紀州・備長炭窯の若き職人、湯上さん

私たちキクイシザースがものづくりをしている和歌山は、備長炭で有名です。
紀州備長炭といえば世界一の品質を誇る炭!
今回、ご縁があって備長炭づくりをしている若い職人さんとお会いしました。

https://www.instagram.com/akihiroyugami/

オンラインで出会った同世代の後継者!

日高川町で備長炭を作っている湯上(@akihiroyugami)さんは、筆者(キクイシザース代表 菊井健一)と同世代。
とはいえオンラインで知り合ったので面識もなかったのですが、同じ和歌山ということもあってすぐに仕事の現場を見学させていただきました。

お伺いしたこの日は、窯から炭を出す作業。
窯から取り出した美しく燃える炭に灰をかけて消化するので、「白炭」(しろずみ)の状態で仕上がります。
丁寧に時間をかけて炭化された備長炭はギュッと締まっていて、叩くと金属のような高い音を立てます。

ものづくりのこと、ブランディングのこと、地域のこと。

こんなに素晴らしいものづくりを間近で見る事ができ、
そして同世代の後継者である湯上さんから話を教えてもらい、
僕自身とても刺激をいただき勉強になりました!

そして備長炭の原木と言えば…

備長炭の原木であるウバメガシは、キクイシザースのハサミ作りにも欠かせないもの。

「山にころあいの太さのウバメガシがあったら、分けてもらえませんか…?」

そんな厚かましいお願いをしたら、たった1ヶ月で用意していただけました。
なんと1本50kgもあるような立派な丸太を2本も!!
これを森から下ろすだけでも大変なのに、
「大きすぎるなら使いやすい長さに分けますよ!」
そういっていただき、ちょうど使い勝手の良い寸法にキレイに切り分けてくれました。

お言葉に甘え倒してしまいましたが、後から考えるとお世話になりすぎで申し訳なさすぎる……
いただいたウバメガシはしっかり乾燥させて、ハサミ作りに活かしていきます!

※ 2020年1月31日の記事を加筆・修正して掲載しました。

関連記事

キクイシザースがお約束する
5つのこと

TOP