Fab Meetup Kyoto で和歌山のものづくりを伝えました

去る3月6日(金)、Fab Cafe Kyoto (京都市河原町富小路通下る)で開催されたFab Meetup Kyoto で、和歌山のものづくりを発信してきました。菊井鋏製作所としても「プロフェッショナルのための道具づくり」をテーマに10分間のプレゼンテーションをして、美容師さんのためにどのようなハサミ作りをしているかを伝えてきました。

Fab Meetup Kyotoとは?
「Fab Meetup」は、月に1度、多種多様なバックグラウンドの人々が集まってゆるーくお酒を飲みながら、「つくる」にまつわるアイデアやプロジェクトをシェアするミートアップイベント。東京のFabCafeから始まり世界に広がったこのミートアップの京都編「Fab Meetup Kyoto」は、FabCafe Kyoto(MTRL KYOTO)のレギュラーイベントとして2015年12月より毎月開催*され、領域横断のコラボレーションのきっかけが生まれるコミュニティハブとして、たくさんの方に愛されるイベントに育っています。
Fab Meetup Kyoto Webサイトより

 

一般の人に、分かりやすく知ってもらうことの大切さ

今回のFab Meetup Kyoto の参加者は約30名。
ものづくりに携わっている企業の方やクリエイター、大学教授や学生さんなど、さまざまな「作り手」の前で僕たちのハサミ作りについて話をさせてもらいました。

たった10分間のプレゼンテーションのなかで伝えられることは限られますし、相手は美容業界やハサミのことを知らない方たち。
できるだけ専門的な話は避け、「どんなふうに作っているのか」ということや、最近取り組んでいるLINE公式アカウントでのオーダーメイドについてを中心に話しました。
また、ネットワーキングタイムでは実際にハサミを手に取っていただき、プロ仕様のハサミの違いを知ってもらい、美容師の皆さまが道具にこだわりを持って仕事をされていることを伝えてきました。

 

feat. 和歌山ものづくり文化祭。地域のものづくり仲間といっしょに、面で伝える。

さらに、今回おもしろかったのは、「Fab Meetup Kyoto vol.66 feat.和歌山ものづくり文化祭」ということ。
昨年12月に開催された和歌山ものづくり文化祭をいっしょに創った皆といっしょに京都に乗り込み、多種多様な和歌山のものづくりの魅力を発信してきました。

旋盤で大きな精密ロールを作る吉松工機さん、糸をねじって新しい機能を付加する林撚糸さん、オーストラリアの大地を1,000km近く走り抜けた和歌山大学ソーラーカープロジェクトさん、そして事務局として我々企業の挑戦を支えてくれた和歌山県庁の勢古さん(なんと新卒1年目!)。
僕も含め総勢5名のプレゼンでしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。

今回、自分自身もプレゼンに挑戦し、異業種の皆さまの発表も聞いて気付いたのは、「本気でものづくりに取り組んでいる人たちの話はおもしろい!」ということ。
濃すぎる和歌山のメンバーのプレゼンはどれも最高におもしろく、新しい発見や気付きに満ちていて、とても盛り上がったMeetupでした!
今後もさまざまな形で自分たちの魅力を発信していけたらいいなと思います。

 

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