【ものづくりを訪ねて】自らデザインも手掛けるシルクスクリーン職人

2017年11月、代表と工場長の2名がアメリカに行きました。
出張の目的は、「日本のハサミ職人の技と心を伝えること」
このとき衣装も作ったのですが、和歌山市内でTシャツプリントを手掛ける「ウッディーズ」さんでロゴプリントしてもらいました。

ウッディーズさんは現在、大きな店舗兼工房に移転されていますが、当時はまだ小さな作業場でされていました。
当時、ロゴプリントしていただいたときの様子やこだわりについて紹介します。

打ち合わせからデザイン決定まで

ウッディーズさんではデザイン発案から手刷りのシルクスクリーンまで自分達の手で行っています。

2013年にオリジナルTシャツブランドPuff Puff Wearを立ち上げ、地元和歌山にこだわったものづくりやコラボにも積極的に取り組んでいます。

今回はそんなウッディーズの辻岡さんに無理を言って、持ち込んだ作務衣にロゴを入れてもらうことに。

日本の職人のスタイルをアメリカ人にどういう風に伝えようか…いろいろな案が出ましたが、

「ロゴを家紋のように配置して、日本らしさとブランド認知に繋げよう!」

という事で、背中に入れることにしました。

 

版を作って、シルクスクリーン印刷へ

ロゴデータをもとに作ってもらった版。
白い部分が細かいメッシュになっていて、この部分だけインクが通って刷り込まれる仕組みです。
ちなみに、このメッシュ部分が昔は絹を使っていたから「シルク」スクリーンというそうです。ロゴを入れたい場所が真ん中に来るよう、細かく位置合わせをして版を重ねます。

インクをのせて、スキージーという道具で撫でていきます。 

作業台を見ると、このスキージーがずらりと並んでいました。
印刷サイズや入れるものに合わせて、ゴムの硬さやサイズなど使い分けているそうです。
こうしてみると、本当に人手の掛かる職人仕事といった感じですね・・・!

版をあげると、こんな風にキレイに刷れていました。
ここまでの段取が大変ということを見ていたので、仕上がりが見える瞬間はちょっと感動します!

ちょっとやってみたくなったので・・・。

「やってみる?」

そう言ってもらえたので、僕もトライしてみました。

トートバッグと、子供用Tシャツ(80cm)です。
トートバッグはハサミのイメージに合わせてシルバーのインクで刷ってみました。 
発色の良いインクが愛らしいTシャツは、Puff Puff Wear × Kikui Scissors 両方のロゴが入ってます。
実際にやってみるとスキージーをスーッと滑らせる感触が楽しい!

オリジナル作務衣が完成!

パフパフウェアさんのおかげでロゴ入り作務衣が出来上がりました。

「自分たちもオリジナルブランドでさまざまなことをやってるから、ただ請け負うのではなく『もっとこうしたらええで』という提案も出来る!」

パフパフウェアさんのその言葉からは、デザイン作成から手刷りの印刷まで少数精鋭でやっているからこそ出来る自信とこだわりを感じました。

この作務衣姿で日本の職人魂をPRしてきた様子は、別の記事でまとめています。

※2017年11月3日に執筆した記事を加筆・修正して転載しました。

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